B-Future News 2014年7月号

環境に配慮したカーペット清掃とは？

昨今、環境に配慮した清掃が求められるのは周知のとおりですが、環境に配慮するには、特別な技術や知識、手間やコストが必要と考えられがちです。しかし以下の記事（アメリカのウェブサイトCleanLink 『Four Ways to Extend The Life of Carpet — And Reduce Your Environmental Footprint』）には、すぐに実践できる方法が紹介されています。出来ることから始めてみませんか？

===記事抜粋ここから===

「カーペットの寿命を延ばす４つの方法—環境負荷を減らすために」

アメリカの清掃修復認証検査協会（IICRC、業務カーペットケア専門家のための認定やトレーニングを行う組織）が適切なカーペット清掃の4つの方法を紹介している。これらの方法を実施することで、カーペットの寿命を延ばし、ゴミの削減になる。結果として、施設管理者が環境負荷の低減に寄与出来ることになる。

1. 入口にマットを設置すること。
   入口に設置するマットは、大きい方がより好ましい。少なくとも部屋に入る前、両足それぞれ少なくとも2歩分なければならない。理想的なのは3歩分である。カーペットが敷かれたエリアに入る前に、足についた土を効果的に落とすことができるからだ。表面がナイロンで裏面がビニールのマットが、湿気やオイルを吸収するので一番いい。細かい土をたくさん集めるのに必要な弾力性も備わっている。IICRCはレンタルマットを利用するのも一案だとしている。メンテナンスを頻繁に行ってくれるからだ。マットの設置に際しては、カーペットの上よりも、硬い床面にマットを敷く方がよい。カーペットの上に敷くと可塑剤の移行の原因となるからだ。
2. シミはすぐに洗浄すること。
   カーペットを徹底的に利用するために、シミや液体をこぼした跡は必ずすぐに取り除くこと。永久に取り除けないシミを減らせるからだ。洗浄剤を選ぶときは環境配慮型洗浄ケミカルを使うことを考えること。米国環境保護庁によれば、水の使用量削減や生分解性、低毒性、簡素な包装、ライフサイクル・エネルギーの低使用量、低揮発性有機化合物の低含有等、積極的にそのメリットが示されている商品は、危険性がより少ないと捉えられる。ゆえに環境への負担が最小限で空気質の向上に寄与できる。
3. 毎日掃除機をかけること。
   

   Pacer 12/15 UE 直立型バキュームクリーナー

   土を表面からすぐに取り除くほど、簡単に取り除ける。キャニスター掃除機が特に優れた設計であれば話は別だが、多くの場合、カーペットには、ブラシの掻き取り部が付いている直立式バキュームクリーナーを使用するべきだ。ヘッド部分が広いほど効率的である。適切に一貫してバキュームクリーナーをかけることが、カーペットをきれいに保つのに、唯一そしてもっとも効果的な方法である。日常的に清掃を行っていれば、その日にもたらされた乾いた土の重量を100％とすると、90～95％分が効果的に取り除くことができる。
   この他、日常的に掃除機をかけることのメリットは、空気質を向上できる点である。

4. 定期的に徹底的な洗浄を行うこと。
   頻繁に掃除機がけを行うことに加えて、年に2回の頻度で定期的な徹底洗浄を行うことで、カーペットを元のコンディションに戻し（近付け）、最良の状態を保つことになる。もし、あなたの施設にはプロ仕様のカーペット洗浄機がないのなら、プロの清掃業者を雇って、清掃を依頼することを検討すべきだ。徹底洗浄には、エクストラクション工程も含まれる。この工程では深く堆積した土汚れや、今まで試したカーペット洗浄の際に出た残留物を取り除く。特に建物入口の部分ではしっかりと注意を払うこと。この部分は最低でも1年に4回は徹底洗浄を行うこと。

===記事抜粋ここまで===

	マスターワークスブルーリボン カーペット・家具用防汚濃縮洗剤変色させない過酸化水素で汚れを落として消臭します。低pHなのでウール、綿、シルク、その他の天然繊維に最適です。 泡がとても少なく、作業時間が短縮できます。
	マスターワークス カーペット濃縮洗剤マスターワークスは泡の少ないカーペットエクストラクション洗剤です。 陰イオンの洗剤とマイルドPHが、シミを寄せ付けません。 複合添加物は残留物の原因となる硬いミネラル分を除去します。
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	アレスト シリコン消泡剤アレストは、ウエットバキューム、オートスクラバー、カーペットエクストラクターの回収タンクの泡を抑えます。（泡が出すぎるとバキュームのローター刃に残留物が残り、汚れが付くためマシンの効率が悪くなります。） マシンを傷めることはありません。