B-Future News 2016年10月号
ウレタンフィニッシュについて考える
ウレタンフィニッシュを使うことが無い方でも、床のメンテナンス作業で思うような結果を出せずに試行錯誤したことがあれば、以下に挙げた記事は参考になると思います。
以下の記事は、ウェブサイトCleanLink 『Removing Urethane Floor Finish』より抜粋しました。
===引用ここから===
ウレタンのフロアフィニッシュを除去する
ある読者からの意見である。「剥離剤を使って抗微生物加工の床を清掃するという、あなたの提案に納得することが出来ません。そんなことをしたら清掃工程には耐えたとしても表面を傷つけてしまうことになり、きれいにすることが難しくなってしまいます。この意見にどうお答えになりますか?」
あなたの意見は、あなたの考える範囲では全く正しいと言えるが、しかし、この場合、十分な考察をしていないようだ。あなたは自分の担当の床表面に、お薦めした商品を使ったに違いない。しかし下塗り剤の上層を完全に取り除かなければ、もともとの床のメンテナンスに抗微生物製品を使うことはできないのだ。複数の層の下地剤が塗布されている場合は、それらを除去するための製品を使って対処しなければならないことを忘れてはいけない。これらの層が取りきれた後、やっと私がお薦めした製品をメンテナンスのために使うことができる。
私の以前の記事で取り上げたことで、別の万能策として利用されているウレタンフィニッシュについて知った方もおられると思う。この新しい事例(=ウレタンフィニッシュ)に通常の剥離剤を使った場合、100倍作業工程を複雑にしてしまう。というのも、通常の剥離剤はウレタン塗装を軟らかくし傷をつけるかもしれないが、塗装を完全に剥がすまでには至らないからである。多くの場合、異なるグリット(粗さ)のパッドを用いることでウレタンを取り除くことが出来る。バキューム後にドライの状態で使うことができるパッドがあるが、一番いいのは、ほんの少し湿り気を与えてほこりを抑える方法である。この方法の問題は、強い研磨力のパッドが一般的に元の床材にとってはきつすぎることが判明した場合だ。この製品は比較的薄く、スクラブ洗浄してもいいように設計されておらず、強力なパッドやブラシでそれほど剥離されないので留意せねばならない。また、ウレタンを溶解/軟らかくする化学的な工程は、元の床を傷つけてしまうのと似たような結果を招く。
(ゆえに)作業を進める前に、小さな場所でテストを徹底することの重要性について、いくら強調しても足りない。傷の入った床を単にきれいに保つというより、その修復法を試みた方が傷がひどくなってしまうかもしれないからだ。塗布する床の材質用に製造されていないフィニッシュやウレタン、もしくはその他の製品は金輪際使わないこと。
===引用ここまで===
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