B-Future News 2017年1月号
節約を心がける
一月は何かと出費が重なる季節です。賢く出費を抑える方法に考えを巡らせる方も多いのではないかと思います。清掃コストの削減について取り上げた記事がありましたので、ここに紹介します。(ウェブサイトSanitary Maintenance 『Tips To Reducing Cleaning Costs』より抜粋しました。)
===抜粋ここから===
清掃コストを減らすコツ
ビルのマネジャーや清掃業者にとって、清掃にかかるコストを減らすことは共通の目標である。今までは、ビルのマネジャーや清掃業者が出費を減らす際、出来るだけ人件費を抑えることに注目していた。しかし、清掃に使う物品にかかるコストを減らすことも、費用削減に大きな効果があることが分かった。
この事実を受けて、大規模な清掃業者が清掃に使う機材や用品を購入する際、安くなるようにサポートしているグループ購買組織の一つである全米サービス同盟(National Service Alliance/NSA)が、次に挙げる方法を取り入れることで、清掃業者や施設清掃責任者が清掃製品にかけていたコストを削減できると述べている。
- 『急いで飛びつく』のをやめること。『即決する』とか『飛びつく』という言葉を、商品の購入について言う場合によく聞くが、多くの場合、ただ試してみたいために購入するという。もし製品、例えば洗浄溶液を試してみたいのであれば、多くの販売業者やメーカーは快くサンプルを提供してくれるであろう。
- マルチサーフェス(様々な床面)に対応する清掃ツールを探すこと。このことは、機材とともに清掃ケミカルにも当てはまる。一つの溶液もしくは一つのマシンで様々な床面(例えば硬い表面の床やカーペット)を清掃することが出来れば、清掃用品の出費を抑える上で最善である。
- 品質を買うこと。より高品質の製品を買うことでいつも得をすることになる。清掃コストを下げることになるからだ。また、そういう商品は使い方も簡単であり、機能性に優れている。また、より丈夫で長持ちする。
- 濃縮のものを買うこと。洗浄溶液の濃縮度が高いほど、長く使い続けられるので、よりコスト削減に役に立つ。
- 機能性を重視すること。もっと効果的で作業者の作業効率を向上するのに役立つような製品を選ぶこと。同類の製品と比べて費用が高かったとしても、製品に投資した金額よりも労務費の削減額の方がおそらくもっと多くなるだろう。
- 購入を延長せよ。これはマシン類に特に当てはまる見解である。清掃に使われる多くのマシンは使用が可能な期間に達する前に取り換えられてしまうことが多い。製品交換計画を立てること。例えばバキュームクリーナーの場合、交換までの期間は5年から7年間である。
- 乱暴に使わないこと。清掃道具や機材が、残念なことに使用可能期間前に交換せねばならなくなる原因の一つは、乱雑な取り扱いにある。マシンを適切かつ安全、そして最も効果的に使う方法と手入れの仕方についてスタッフに教えること。
- 共同購入すること。一回でよりたくさん購入することで節約が可能になる。より大きな購入力を持つために組織同士が手を結ぶと、節約の恩恵にあずかれる。
- 価格の天井と呼ばれる価格の限界も、大きな購買グループであれば交渉が可能なこともある。価格の天井で明確なのは、たとえ価格が上がったとしても、それがそのまま購入者の価格に転嫁されないことだ。
===抜粋ここまで===
ミニ展示会に出展します 『日常メンテナンスシステムを変える』 |