B-Future News 2018年7月号

「ビルメンテナンスフェアTOKYO 2018」に出展しました

6月26日(火)~27日(水)の2日間、東京都立産業貿易センターで開催された「ビルメンテナンスフェアTOKYO 2018」に出展いたしました。

お立ち寄りいただきました皆様、誠にありがとうございました。

違いを確かめる

普段使っている言葉でも使い方や意味を改めて尋ねられると言葉に窮することがありますね。たとえば掃除と清掃の違いを尋ねられたらどう答えますか?(気になる方はGoogle等の検索エンジンでご確認ください。)

清掃に関する言葉を取り上げた興味深い記事がありましたので、以下に引用します。

(ウェブサイトCleanlink『Differentiating Between Stripping And Scrubbing Floors』を翻訳、引用しました。)

===引用ここから===

床の剥離とスクラブ洗浄を区別する

ある読者から手紙を頂いた。「硬質床の剥離とスクラブ洗浄の違いがよくわかりません。何が違うのですか?」

いい質問である。その違いについて理解することはとても大事なことだからである。この記事ではその工程について簡潔に取り上げることしかできないので、剥離とスクラブ洗浄の実際の工程については、過去の記事を確認しようと思われるかもしれない。両方の工程を最も簡単なやり方で行う場合、低速の回転(ロータリー)タイプの床マシンに適切なパットを付けて使う。この2つの作業の主な違いは、目指す結果の違いによって使うケミカルとパッドが違うことだ。

剥離ではpHの値が高い(pH9.5-11)ケミカルを使う。このケミカルは水と混合してあり、床のフィニッシュ(ワックス)を乳化させて、完全に床のフィニッシュを取り除き、新たな下地剤/フィニッシュを塗布できる状態にすることを目的としている。多くの場合、黒もしくは茶色の剥離パッドは、ケミカルで直ちに乳化できないフィニッシュを強力に取り除くために使われる。中和剤(弱酸性を想定)は、フロアフィニッシュもしくは下地剤を塗布する前に、床のpHの値を7に近付けるために必要かもしれない。日常(清掃)のモップの水に『ほんの少し剥離剤』を混ぜてしまう、というミスを犯す人がいるが、それはご法度だ。フィニッシュを傷めてしまい、結果として、正しくモップを使用していた場合に訪れる剥離時期よりも早い段階で、完全に剥離が必要になるかもしれない。

スクラブ洗浄も同じ床マシンを使うが、ケミカルは違うタイプのものを使用する(pH7.5-8.5を想定)。このケミカルには洗浄力があり、一番上の汚れたフィニッシュの層を取り除くことを目的としている。その際、下の層(ベースコート)にはダメージを及ぼさない。床の技術者にも好みはあるだろうが、多くの場合、青もしくは緑のパッドを用いてフィニッシュを安全に取り除く。水ですすいだら、床にフィニッシュを追加塗布する準備が整う。洗浄剤のpHの値が低いので、中和剤は必要ない。

こんにちの環境への関心の高まりから、お使いのフィニッシュが、亜鉛またはその他の金属が含まれている昔ながらのフィニッシュなのか、古いケミカルと一緒に使うことが必ずしも適切であるといえない環境に優しいフィニッシュなのか、知っておく必要がある。

===引用ここまで===