B-Future News 2018年11月号
長く美しく
飛花落葉(ひからくよう)という四字熟語があります。咲いた花もやがては散り、青葉も秋には色づいて枯れ落ちる、という意味で、人生のはかなさや、世の無常を例えているのだそうです。命には限りがあるからこそ、出来るだけ健康で有意義に過ごしたいものです。
私たちが生活をする空間に必ずある床。少々大げさですが、床にも命があると考え、こまめに手入れをして、美しさを長持ちさせたいですね。床の手入れの基本について書かれた記事を見付けましたのでご紹介させて頂きます。
(ウェブサイトCleanlink 『Tips To Effectively Spray Buff Floors』を翻訳、引用しました。)
===引用ここから===
スプレーバフを効果的に行うコツ
全米中の学校では、今秋の学期(9月~)を迎えるにあたって、学校の準備の最終段階である。重要な業務の一つに床の剥離とフィニッシュの再塗布が挙げられる。しかしながら、多くの清掃業務のプロたちは、再フィニッシュの周期を延ばすことを試みており、時には24か月周期になることがある。
しかしこの戦略の有効性は、床のスプレーバフィングが出来ているか否かにとても左右される。いささか忘れ去られた技術のスプレーバフィングであるが、床の再フィニッシュ塗布の周期を伸ばしてくれる役割だけではなく、ヒールマーク、汚れ、液体のこぼれを取り除いて、床に高い光沢を残してくれる役割が、今日再注目されている。
スプレーバフィングの再教育コースを受講する必要がある人たちに向けて、シャーロットプロダクツ社(Charlotte Products Ltd.)で営業・マーケティング部長を務めるジェームズ・フライラー氏が、この作業の主な工程を概説する。
- 足元注意の立て看板を設置して作業場所を確保する。
- ダストモップをして(=乾いたモップで拭いて)から、高品質のpH中性洗浄剤を使用してダンプモップする(=湿った状態のモップを掛ける)。
- スプレーバフ専用に設計された洗浄溶液を使用する。
「清掃のプロたちは、時々自分たちで洗浄溶液を調合することがあるそうです。明確にその業務のために製造された製品を使うことが常に最善の策と言えます。」 - その場所の一番遠いエリアから始めて後ろ向きに歩き、出口に向かう。
- マシン越しの床に直接霧状のスプレーを吹き付ける。「少ない量でかなり持ちがいいことがお分かり頂けると思います。」
- 低速の床マシンを使い、きれいなスプレーバフィングパッドを用いてマシンを横から横へ、3フィート(約9m)の幅でマシンを移動させる。これを2回行う。
- 頑固なスカッフマークがついた場所では、マシンをゆっくりと動かしてスカッフマークを取り除く。こういう場所では多少『こすりとる技術的な』要素が清掃に必要かもしれない。
- 床をダストモップして作業を終える。
フライラー氏曰く、「あと2~3覚えておくべきことがあります。スプレーバフ溶液を乾いた状態にしないこと。もし乾いてしまった場合は、床をきれいにして再度霧状のスプレーを塗布すること。そして、最良の結果を出すためには作業工程を焦って行わないこと。床の上をゆっくり移動すると輝きが出ます。」
===引用ここまで===