B-Future News 2020年8月号

清掃の仕事に注目が集まっています

あっというまに8月です。梅雨が明け、蝉の鳴き声がよく響きます。毎年忙しく動き回っていて注目していなかったせいか今年は一段と元気よく鳴いている気がします。立ち止まって自然の音を聞くこともいいですね。今年の夏は花火大会やお祭りも中止が相次いでいるので例年とは違った夏の過ごし方となりそうです。

清掃員の作業は今まで夜間や人通りが少ない時間帯に行われることが多いことからあまり注目されることはありませんでしたが、新型コロナウイルスパンデミックの影響で今、メディアの関心が集まっています。新型コロナウイルスの感染拡大で緊張感が続きますが、清掃員の仕事についてポジティブな記事がありましたので感染防止策と併せて紹介させていだだきます。
（ウェブサイトCleanlink 『Housekeeper Helps Save COVID-19 Patient’s Life』、『A Refresher On Stopping The Spread Of COVID-19』を翻訳、引用しました。）

===引用ここから===

家政婦が新型コロナウイルス[COVID-19] 患者の命を救う

ある病院の家政婦は、ある男性の新型コロナウイルス患者の生存の可能性が表面的には消えていたにもかかわらず、戦い続けることを勧め励ました後、その患者の生存（勝利）に重要な役割を果たしました。

フロリダ州オーランド市にあるDr. P.フィリップス病院の従業員、ロサウラ・キンテロスはジェイソン・デニー（患者）に、有能な医者に囲まれているから諦めないで、まだ神様はあなたの人生を終えようとしてないとカトリックの司祭が彼の最後の儀式を彼に読んだ後も励まし続けたとCNNは報告しています。また、彼女は彼の意識を苦しみから会話へとそらしました。

キンテロスの存在はデニーの病気のようなケースではとても生命維持に必要でありました。新型コロナウイルスに感染していたため、お見舞い客は一切禁止でした。状況が悪化した時、家族との最後のお別れもフェイスタイム（ビデオ通話）でしました。結果として、亡くなると誰もが思っていた男性と実際関わることができたのは医療関係者やキンテロスのような清掃関係者だけでした。キンテロスは、掃除だけでなく、デニーが元気になるまで会話で励まし続けました。

デニー（52歳）はCNNにキンテロスは彼女の作業を通して命を救ってくれたと言っています。キンテロスと子育てや信仰などの真面目な話題の会話をすることによって病気や痛みから意識をそらすことができたそうです。

キンテロスはこのフィリップス病院で新型コロナウイルス回復患者を出した1人だけの家政婦ではありません。他の家政婦や会話スタッフは新型コロナウイルス患者と会話をする研修を受けていたと病院チャプレンマネージャーのメリンダ・プラムリーはいいます。

新型コロナウイルス感染防止の復習

清掃管理人、施設管理人、家政婦、その他の清掃専門家は、新型コロナウイルスパンデミックの間に多くの善を成し遂げました。清掃管理人や施設管理人と同じように、これらの清掃専門職での人々の継続的な努力は、誰も予期していなかったこの時代の間、アメリカ人をより安全に保つのを助けています。良い仕事を続けるために、ミッドラボは清掃チームに以下のステップを踏むことを勧めています：