桜満開の春が到来しました!今月多くの企業様が新年度を迎えられ、蔓延防止措置の終了と相まって、心機一転本年度の目標に向かって邁進されていることと思います。そんな皆様に知って頂きたい企業戦略についての記事を見つけましたのでご紹介します。

(ウェブサイトCleanlink 『3 Strategies That Contribute To Occupant Health』と『Installation Of “Easier To Clean” Floors A Trend?』を翻訳、引用しました。)

===引用ここから===

施設利用者の健康に寄与するための3つの戦略

ミリケア社 ビジネスサポートスペシャリスト ブライアン・ミラー氏 寄稿

パンデミックにより、健康や安全への関心が高まっています。人々は、自分の職場が健康的な場所であるかどうかを知りたいと感じています。このニーズに応え、また自分たちの真剣な取組を施設利用者に示すために、施設管理者は施設の健康診断に頼るようになりました。

診断結果を入手することによって、施設管理者は利用者の懸念に適切に対処することができます。また、変化する利用者のニーズに応じる姿勢を示すことで、自社施設の差別化を図ることもできます。

では、ビルサービス業者はこれに対してどのように対応すればよいのでしょうか。それは、空間を適切に評価することです。また清掃サービスが施設利用者の健康にどのように寄与するかを理解するためのスキルを身につけることです。以下の戦略を実施すれば、施設の健康診断ができ、また施設管理者が利用者の安全と健康を確保するために必要な支援を提供することができます。

1.多くの人が利用する場所で定期的な抜き打ち検査を行う

多くの人が通る場所や利用する場所の局部的な検査は、施設全体の健康状態を把握する上で有効な手段です。まずは、簡単なカーペットのフィルターテストから始めましょう。カーペットは室内空気フィルターとして機能しますが、清潔でなければ室内空気質は改善しません。

まず、掃除機のキャニスターをきれいにお掃除した後に、その掃除機を使ってカーペットの4 x 4フィート(1.2 X 1.2m)の面積に掃除機をかけます。キャニスターの中にどれくらいの土埃が入りましたか?たくさんの土埃が入った場合は、既に過剰な土埃がカーペットに附着しており、細菌や揮発性有機化合物などの空気中の汚染物質を効果的に吸収できなくなっていることを意味します。このような状態では室内空気質が低下し、長期的な問題を引き起こす可能性があります。

時間をかけずに実施できるこのような検査は、ビルメンテナンス業者が室内環境の健康診断を行う際に役立ちます。また、施設管理者が施設内を歩きながらドアノブや手すりなど、多くの人が触れる部分をチェックすることも有効です。土埃がそれらの場所に目に見えて付着している場合は、清潔なタオルなどを使用して、どれくらいの土埃がカーペットからタオルに付着するかを調べます。その結果をもとに、土埃や洗浄剤の付着を減らす方法を決定しましょう。

2.使用する製品に含まれる化学物質を知る

施設の除菌や消毒に使用される化学物質は、施設の使用者にも影響を与える可能性があります。清掃チームが適切な化学物質を使用していることを確認し、それらの製品に含まれる開示された成分のリストを施設の幹部に提供しましょう。

使用されている化学物質が信頼できるものかどうかを、担当の管理団体に確認してください。例えば、グリーンシールは、健康、持続可能性、および性能について製品を認証しています。カフェテリアなどの食べ物がある場所で清掃を行う場合、使用する製品が食品に安全であることを確認しましょう。

また、関係者全員が製品の安全データシート(SDS)の解釈のしかたを理解していることを確認しましょう。SDSには16の記載項目がありますが、特にピクトグラムとシグナルワードが重要です。ピクトグラムは、製品の安全性を分かりやすく示しています。SDSをより深く理解することで、清掃管理者は施設のお客様に自信を持って情報を伝えることができるのです。

3.施設の健康上の懸念について報告および連絡する仕組みがあるかどうかを確認する

多くの施設のお客様は、清掃について報告・記録するシステムを持っています。それは、ビルメンテナンス業者と施設のテナントがオンラインで利用できる共有スプレッドシートであったり、清掃技術者が特定のエリアをいつどこで清掃したかを、名前のイニシャルとタイムスタンプで記録できる日誌であったりします。


透明性のある記録を残すことで、清掃チームが健康的な空間作りに真摯に取り組んでいることをお客様に示すことができます。また、ショートメッセージやメールホットラインを施設管理者向けに設定して、施設の健康上の懸念をリアルタイムで報告することもできます。そうすることによって、より多くのサポートをお客様に提供し、ビジネスチャンスを逃さないようにすることができます。この方法は、学校や幼稚園でよく行われています。

施設の幹部やその他の関係者とも、定期的に施設の健康状態について話し合うための機会として会議を設けましょう。 この会議では、施設の資産と利用者を守るための現行の対策と、予定されている対策について話してください。また、より多くの人が参加できるように、オンライン会議にするのもよいでしょう。

この2年間で健康への関心が高まり、施設管理者と利用者が「健康的な空間が健康的な人間を育てる」ということを明確に認識するようになりました。ビルメンテナンス会社は、安全衛生のための施設検査方法を身に着けることで、信頼できるパートナーとして際立つことができるのです。

掃除しやすい床の導入がトレンドに?

清掃に対する意識が高まり、それを容易にする床材が大幅に増加する中、ネクス・システムズ社はコンクリート研磨床とエポキシ床への方向転換を発表しました。職場復帰を目指す人たちにとって、床は清潔であることが第一であり、滑らかで無孔の床が好まれるようになりつつあります。

ネクス・システムズ社は、サンフランシスコの湾岸地域と北カリフォルニアで組合の仕事に特化して、建設市場での施工ニーズを満たすとともに、署名者の一社として左官・セメント職人組合(OPCMIA Locals #300および#400)に加盟しました。

ネクス・システムズ社の研磨コンクリート部門を率いるエイドリアン・ヘンリー氏は、この変化を歓迎しています。

「私たちの目標は、上層顧客にフォーカスして新築・既存商業施設の修復サービスを提供することです。私たちは、商業不動産のパートナーにも、彼らが健康的で清潔な職場を提供するという約束を果すことについて自信をもってもらいたいと考えており、私たちはその要件を満たす最高級かつ簡単にメンテナンスができる床を提供しています。」と語るのは、石工でありコンクリート研磨とエポキシの専門家として30年のキャリアを持つヘンリー氏。

「健康に取り組むことは最も重要なことで、それは正しいフローリングの種類の選択と正しいメンテナンスから始まるのです。」と語るのは同社の創業者であるキース・ビューリー氏。

「ビルオーナーや、デベロッパー、ゼネコンからのコンクリート研磨や樹脂床の需要に応えるために、必要な資格と信頼性のある労働力を提供するセメント石工に参加することは論理的な行動でした。」

同社はカリフォルニア州ストックトンで30年以上前に清掃技術会社として設立、今後も本拠地は移動しない予定です。「業務を遂行するにあたり、当社は最高の人材、設備、ツールに投資をしてきました。」 とビューリー氏は述べています。

同社は、職人技を駆使したコンクリート、ウレタン、エポキシ床などの施工に加え、職場の健康を守るための清掃や消毒も行っています。また、特許製品のノンスリップコーティングやシーラントなど、環境に配慮した製品も生産しています。

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