B-Future News 2013年11月号

「学校を消毒する:もっと健康的な取り組み方」— 学校以外でも活かせます!

  • 予防が最大の治療ことを理解すること。適切な手洗い方法、衛生管理、咳やくしゃみの配慮の仕方についての啓蒙活動を行うことbfnews_201311_0
  • 清掃スタッフが効果的な現場の清掃のために、きちんと清掃手順をおさらいすること。例えばマイクロファイバークロスを使うときは、こまめにクロスを取り換えること。またクロスは都度折り畳んでいつも新しい面を使うようにして、複合汚染を防ぐように心がけること
  • 良く触れられる箇所は毎日消毒を心がけること。(学校での要消毒箇所の例:教室の机、カフェテリアのテーブル、コンピューターのマウス、キーボード、図書館のテーブル、水飲み場、体育館のロッカーやシャワールーム、レスリングマットなどの道具や設備等)
  • 消毒剤の取扱説明書に従って行うこと。消毒時間や消毒する際に消毒剤をどれくらいつけおくべきかどうかについても確認すること
  • 消毒剤には、(1)第4級アンモニウム化合物、(2)塩素系、(3)過酸化水素系、(4)柑橘系酸由来のものなど各種ある。比較検討して導入すること。特に(1)と(2)は効果が強いので使いすぎるとアレルギーやぜんそくを悪化させるので留意。(ただし、インフルエンザやメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の発生時には、病院で使われる第4級アンモニウム化合物を適切に使うことが効果的。)
  • スチームや蒸気はとても効果的。また紫外線を出す消毒用の道具も、ケミカルを使わずに細菌を退治する方法として有効

(サニタリーメンテナンス誌7月8月合併号より内容を抜粋)

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