B-Future News 2014年11月号
風邪に気を付けなければならない季節になりました。風邪を予防するにはウィルスをいかに寄せ付けないかが重要ですね。インフルエンザ等、病原菌について意外と知られていない真実について、クイズ形式でまとめました。
ここに挙げる情報は世界的ヘルスケア企業キンバリークラーク社の専門家によるものです。また、ウェブサイト『Cleanlink News』記事「Attack Germ Hot Spots Before Cold And Flu Season」および同サイト「Infection Control: Reducing the Risks」から抜粋しました。
===抜粋ここから===
1.机の上の病原菌は?
トイレの便座には1インチ(2.54cm)四方に約50の病原菌が付着しているとのこと。では、平均的な机の上には1インチ四方に約何個の病原菌が付着していると言われるでしょうか?
2.手洗いはどれくらい重要?
風邪やインフルエンザの感染リスクの○%は単に手を洗うことで防げるという研究報告があります。さて、何%でしょうか?
3.子供はなぜ風邪を引きやすい?
2歳未満の子供は指しゃぶりなど、口に何かが触れることがよくあります。では1時間に何回口に触れるのでしょうか?
以下回答です。
回答1: 机には1インチあたり平均20,000個以上の病原菌が付いていると言われています。トイレの便座と比べるとほぼ400倍に当たる数値です。
回答2: 80%です。
回答3: ある調査結果によれば、2歳未満の子供は1時間あたり81回手が口に触れます。2歳以上5歳までは1時間あたり42回手が口に触れます。免疫力が低いことに加え、ウィルスに触れる機会が格段に多い子供を守るため、こまめな掃除を心がけたいですね。頻度は少ないものの大人も例外ではありません。大人は1時間あたり目に2.5回、鼻に5回、唇に8回触れています。
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風邪の季節のお掃除に
ホワイトウォーター
過酸化水素水(濃度1%以下)の洗浄システムで、ドアノブや手すり、デスクまわりなど、日ごろよく触れる部分の除菌・消臭に威力を発揮します。ステンレススチールやガラス、大理石、セラミックタイルの油性汚れにも効果的です。10倍に希釈してご使用ください。
バイオニクス
キッチンやトイレの床の油分や尿を、バクテリアが一晩で分解してくれます。また、モップのカビの除去にもお使いいただけます。水で希釈したバイオニクスにフロアーモップを一晩つけておくと、きれいで清潔なフロアーモップに甦ります!清掃に使うモップを清潔に保つことが病原菌拡散防止のために非常に重要です。
===抜粋ここから===
専門家が挙げるバキュームクリーナーの条件
アッシュキン氏(=Steve Ashkin。アッシュキングループBloomington, Ind.社社長で清掃業継続可能性専門家)曰く、「ベルトやウォンド、ツール、スイッチ、その他のパーツもある時点で壊れたり摩耗したりして交換が必要になります。それらのパーツの交換時期に入手可能であるかについても、バキュームクリーナーを買う前に検討するべき事項の一つです。
ファーマー氏(=Teresa Farmer。テネシー州ノックスヴィレの販売業者Kelsan Inc.社のLEED-AP *及び環境プログラムのスペシャリスト)によれば、最近清掃業者にとって、従業員に正しい機材の使い方、メンテナンスの仕方を教育・トレーンニングすることが重要になってきているという。
「もし長くマシンを使い続けることを目標にするならば、マシンのメンテナンスと適切なトレーニングは、清掃プログラムで一番重要なことなのです。正しく適切にメンテナンスされたマシンを清掃スタッフが使うことで、長くマシンを使い続けられ、環境に配慮した清掃ができるだけではなく、経済的にもお得であるのです。」そう彼女は言う。
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*LEED-AP:LEED (Leadership in Energy and Environmental Design)とは、米国の非営利団体であるUSGBC (U.S. Green Building Council:米国グリーンビルディング評議会) が開発・運営する環境配慮型建築物の格付けシステムのことです。LEED AP (LEED Accredited professional) とはLEEDに関する専門知識を有する技術者のことです。