B-Future News 2020年9月号

残暑が続く

今年は全国的に気温が高く、厳しい残暑が続くそうです。8月までと思われがちですが、9月に入っても水分補給など熱中症対策が欠かせません。

新型コロナウイルス対策も油断せず続けていく必要があります。アメリカの取引先から届いたメールが非常に興味深かったので皆様にご紹介します。
(アメリカCRW社 『How Long the New Coronavirus Can Live on Surfaces』のメールを翻訳、引用しました。)

===引用ここから===

新型コロナウイルス [COVID-19] が表面上生息できる期間

正しく、効率的に清掃していますか?以下の表にウイルスが表面上の生存期間が表されています。消毒剤を使用する際、適切なdwell time (滞留時間)を守らなければ、努力は水の泡です。

表にあるように紙、ティッシュペーパーなど、場合によっては硬貨(銅)の表面の種類によってはウイルスを自然に消滅させることも可能です。

新型コロナウイルスが表面上生息できる期間

表面

COVID-19の寿命

紙、ティッシュ**

3時間

銅*

4時間

段ボール*

24時間

木材**

2日間

布**

2日間

ステンレススチール*

2-3日間

ポリプロピレンプラスチック*

2-3日間

ガラス**

4日間

紙幣**

4日間

マスクの外側**

7日間

* 21℃-23℃で湿度40%

** 21.6℃で湿度65%

時々、同じ雑巾や布で家中の拭き掃除をする方がいます。これは全くの無意味です。菌を様々な表面にばら撒いているだけです。使用しているタオルや雑巾が菌だらけになると、それ以上の菌を吸収することができません。タオルを4分の1に折って使用してください。約1.8㎡の区画を拭いた後、タオルをひっくり返して使用し、その後内側も同じように使用してください。すべての面を使用後は布を処分し、新しい布を使ってください。

多くの方が表面をスプレーした直後に拭きます。そうしてしまうと、消毒液の効果を発揮できていません。汚れている(菌がついている)表面は、消毒液に抵抗するバイオフィルムという細菌の塊にコーティングされています。その細菌の塊のコーティングを除くかなければウイルスやバクテリアを効果的に殺菌することはできません。清掃プロセスの第一歩目は、ペーパータオルや布に洗剤を含ませてから4分の1に折ることで始まるべきです。この布は表面上のバイオフィルムを浮き上がらせ拭き取るので、残留細菌のみが残されます。新型コロナウイルスはガラスや紙幣の表面で4日間と長く生き延びます。外で使用された医療用マスクの外側は7日間以上の可能性もあります。マスクの外側を手で触れるだけすぐに菌はつき、手の適切な手洗いと消毒が行われるまでに増えたすべての表面にも広がりますので、マスクの再利用はするべきではありません。

しかしウイルスの寿命は気温や湿度にも左右されます。研究によって、新型コロナウイルスが3.8℃の気温では試験管の中で最大2週間生存し、37.2℃の気温では1日しか生存しなかったことがわかりました。ある研究者のグループは、高温多湿がウイルスの伝染を減少させることを発見しました。しかし、ウイルスが自然消滅することを待つことよりも、適切に消毒液を使用して清掃する方が安全にウイルスを死滅させる方法です。===引用ここまで===

 

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