新型コロナ第8波も落ち着き、街には活気が戻りました。内閣府の発表によると、去年10月から12月までのGDPは、前の3か月と比較して実質伸び率が+0.6%と2期ぶりのプラスになりました。また、3月13日以降マスクの着用が個人の判断に委ねられることになり、今後更に経済活動が活性化される事が期待されます。

 一方、政府分科会は、アメリカで現在60%以上を占める変異ウィルス「XBB.1.5」に対して警戒が必要と発言しました。また、WHOはこの変異ウィルスのリスクを「世界的な感染者数増加につながる可能性」と評価しています。

 これらの状況に基づくと、4月以降感染再拡大の可能性は高いと考えられます。そして、感染が拡大してしまってから困らないように、今から予防策を講じる事が大切です。最新の研究によると、コロナの主な感染経路は「飛沫」、すなわち空気感染ですので、室内空気質の向上が鍵になります。そして意外に思われるかもしれませんが、室内空気質に大変大きな影響を与えるもは床の状態です。空気中に浮遊したウィルスは最終的に床に付着し、ウィルスの温床になりやすのです。特にカーペットは砂や埃を吸収しやすいので、砂や埃と共にウィルスを舞い上げてしまわないように、適切な対応が必要です。

 そんなカーペットのクリーニングに関して興味深い記事がありましたのでご紹介します。

(ウェブサイトCleanlink 『Tips to Incorporating Encapsulation Cleaning』 を翻訳、引用しました。) 

===引用ここから===

カプセル化クリーニングを取り入れるコツ

 通常の業務ができるようになってきた今、施設の訪問者数は通常レベルに戻りつつあります。その変化に伴って、清掃作業の対応が求められています。人の出入りが少ない時は、オフィス環境の基盤であるカーペットの清掃作業が減り、他の清掃に時間を割り当てる余裕ができました。この数年間清掃業者は、カーペットメンテナンスの重労働から少し解放されていたことでしょう。多くの施設が通常営業に戻りつつある中、清掃業者は以前の骨の折れるカーペットクリーニング作業を見直していることと思います。

 結局のところお客様は、「なるべく安くカーペットの状態をきれいに保ちたい」と望んでおられるということを忘れてはいけません。そんなお客様のご要望に応えるために、通常のカーペットクリーニング方法を評価・再検討する簡単な方法があります。

 それは、カプセル化クリーニングです。近年多くの清掃業者が取り入れているこのクリーニング方法によって、カーペットの寿命を延ばし、水の無駄遣いを減らし、掃除機がけの時間を短縮することが可能になります。この方法は毎日の掃除機がけの代わりにはなりませんが、隔週または月1回実施すれば、日常清掃の労力を軽減することができます。

 カプセル化クリーニングは科学的でややこしいとか、手が届かない、といったものではありません。カプセル化クリーニングのツールも技術の進歩によって簡単に手に入るようになりました。

 カプセル化クリーニングのコンセプトは割合簡単です。それは、「洗剤成分を含む結晶化ポリマーを利用してカーペットに付着した油性の土を乾燥成分に結合させ、その後バキュームで除去する。」といったものです。ポリマーは通常の掃除機ブラシよりもはるかに深くカーペットに浸透して奥深くにある汚れや油分に到達し、摩耗した外観のカーペットをきれいにすることができます。

 カプセル化クリーニングを行うことによって、数日から数週間にわたってカーペットの底に蓄積された物質を取り除くことができ、表面繊維の外観と感触を構造的に改善することができます。

 この方法はカーペットを長持ちさせるだけでなく、清掃員の負担を軽減し、床材の交換を何年も遅らせることができます。また、掃除機やスポット洗浄と同様に、カーペットの望ましい外観を維持しながら、手間のかかるエクストラクト工程の頻度を減らす中間クリーニングとして考えられています。清掃業者の人手が減り、クリーニングの需要が高まっている時期には特に、この中間クリーニングは重要になります。

 複数の角度からアプローチすることで、作業量を計画し、よりよい状態で長持ちするフロアを実現するメンテナンスをお客様に提供することが可能になります。広範囲のカーペットケア・プログラムを作成する際には、次のような戦略を検討してください。

  1. 毎日の掃除機がけ:適切なフィルター機能を備えたアップライト型掃除機を使用して、施設内のカーペットを一通り掃除することで、表面の清潔さを維持し、時間の経過とともに繊維の奥に入り込むゴミの量を減らすことができます。
  2. バックパック型掃除機:手の届きにくいコーナーや通路では、バックパック型掃除機を使うと、アップライト型掃除機では掃除が困難なコーナーやテーブル、椅子の下にも手が届き、人間工学的にやさしい方法で床をパトロールすることができます。バックパック型掃除機は毎日、または一日おきに使用することで、アップライト型掃除機の代わりになります。
  3. スポットクリーニング:掃除機で取りきれない汚れやゴミは、スポットクリーニングをすることで、長期的な汚れの蓄積を防ぎ、繊維をきれいに保つことができます。
  4. カプセル化クリーニング:1〜2ヶ月に一度この中間クリーニングを行うことで、表面に現れる前に、深部にある問題に対処することができます。繊維の中に入り込んだ油分、汚れ、砂、氷解物、砂利などを取り除くことで、カーペットのエクストラトやカーペット材の交換時期を延ばし、日々の掃除機がけをより効果的なものにします。
  5. 温水エクストラクト:過度の水分の使用はカーペットの繊維に負担をかけます。また、大量の水を使用するため乾燥に時間がかかり、長時間清掃エリアを閉鎖せざるを得なくなります。この作業を行う際は、現場スタッフは清掃エリアを封鎖し、カーペットのエクストラクト作業を行い、扇風機や注意書きを設置し、最後にエリアを開放するためにその場所に戻ってくる必要があるので、スタッフの気が散ってしまうのです。このような理由から、専門家はエクストラクト作業を1年に1~2回だけ行うよう推奨しています。カプセル化クリーニングが正しく行われれば、エクストラクト作業の頻度を最小限に抑え、エクストラクトを高めることができます。

===引用ここまで===