B-Future News 2026年5月号

新緑のなかで

爽やかな風が心地よく、新緑がいっそう鮮やかに感じられる季節となりました。日差しにも少しずつ力強さが増し、初夏の気配を感じる頃となってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

石材ケアについて取り上げた記事がありましたので、ここに紹介します(ウェブサイト Cleanlink 『The Essential Guide to Maintaining Natural Stone Flooring』 より抜粋、引用しました。

===引用ここから===

天然石フローリングのメンテナンス必須ガイド

天然石フローリングの美しさを保ちながら安全性を確保して、価値を最大限に活かすためのガイドをご紹介します。

  • 石を理解する:構成内容は大切です。

・天然石には特色があり、メンテナンスはまずどのような石かどうか理解することから始まるべきです。

・大理石(マーブル):柔らかく、多孔質。主に炭酸カルシウム。酸に弱く、エッチングや傷がつきやすい。

・石炭岩(ライムストーン):大理石に似ているが、より多孔質。しっかりとシーリング材のコーティング剤が必要。

・トラバーチン:自然な穴やくぼみがあり、埋める作業が必要な場合もしばしば。シーリングとポリッシングが必要。

・御影石(グラナイト):固くて高密度。スクラッチなどの傷がつきにくいが、きちんとシーリングしていないとシミがつく。

・テラゾー:石のチップとセメントまたは樹脂(レジン)を組み合わせた複合素材で、高光沢に磨き上げられることが多いです。メンテナンスの必要性は使用されている結合剤の種類によって異なります。

石の種類を把握しておくことで、仕上げを損なったり曇らせたりする製品を避けることができます。例えば、多くの多目的洗剤に含まれる酸性のクリーナーは大理石(マーブル)や石炭岩(ライムストーン)を数秒で傷めてしまいます。

  • 日々のメンテナンス:継続が肝

ルーティーンケアは石材の保護の基盤です。日々の注意が長期的な悪化を防ぎます。

・ダストモップ:最初の防御策は、乾いた汚れや砂利を取り除くことです。ほこりや砂は歩行によってサンドペーパーのように床を擦ってしまいます。処理済みのほこり取りモップやマイクロファイバーフラットモップを、通行量に応じて1日1〜3回使用してください。

・ウェットモップ:中性のpHで石材に安全な洗剤を、メーカーの指示に従って希釈して使用してください。漂白剤、酸性洗剤、石材用でない強力な消毒剤の使用は避けてください。

・通行量の多いエリアには:出入口、廊下、ロビーの通路はより頻繁な清掃が必要です。建物内への有害な砂利のほとんどを防ぐために、10〜12フィート(約3〜4メートル)の強力な靴ふきマットを設置することが推奨されます。

  • シーリング:表面を保護する

シーラー(シーリング剤)は汚れを表面にとどめて簡単に清掃できるようにすることで、日々のメンテナンスを助けます。また、シーラーは汚れの染み込みを防ぐ効果もあります。

・浸透型シーラー:これは表面下に浸透して内部から保護します。光沢は出ませんが、液体や油から守る役割があります。

・表面型シーラー:これは表面に薄い保護膜を作ります。光沢を高めることができますが、石材本来の見た目を変える可能性があり、より頻繁なメンテナンスが必要です。天然石には通常推奨されません。長期的に取り返しのつかないダメージを与える可能性があるためです。

・シーリングの頻度:使用状況、石材の種類、気候、通行量によって異なります。一般的な目安は以下の通りです:大理石、石灰石、トラバーチン:6〜12か月ごと、御影石(グラナイト):12〜24か月ごと、テラゾー:仕上げによる。セメント系テラゾーはエポキシ系テラゾーより頻繁にシーリングが必要な場合があります。

簡単な水滴テストで再シーリングの必要性を確認できます。水が表面で玉にならず、すぐに吸収されるようになったら、再シーリングの時期です。

  • 研磨(ポリッシング)とホーニング:仕上げの回復

天然石は、摩擦、液体こぼれ、不適切な洗剤、歩行などにより、時間とともに光沢を失うことがあります。

研磨:微細な研磨剤や研磨粉を使って光沢を回復します。ロビー、エレベーター前、ボールルーム、受付など目立つエリアで特に適しています。

ホーニング:粗めの研磨剤を使用してより深い傷やエッチング(酸などによる表面の腐食跡)を取り除きます。通常、専門の石材メンテナンス技術者が専用の機器で行います。

結晶化(主に大理石やテラゾー用):結晶化は、熱、圧力、化学薬品を使用して表面を硬化させるプロセスです。光沢と耐久性を高める効果がありますが、過度の結晶化や表面の劣化を避けるため、正しい手順で行う必要があります。

  • スポットケアとこぼれの対応

天然石では、対応のスピードが重要です。

・油性のこぼれ:パウルタスペースト(吸着ペースト)または石材用の安全な脱脂剤を使用

・コーヒー、紅茶、ワイン:中性の石材用クリーナーで優しく清掃。研磨剤でこすらないよう注意してください。

・酸性のこぼれ(ジュース、ソーダ、アルコールなど):すぐに軽く吸い取る。強く拭くのは避ける。カルシウム系の石材ではエッチング(表面腐食)が起こる可能性があります。

・病院や厨房など、消毒剤が必要な場所では、必ず天然石用に特別に配合されたEPA登録済み製品を使用してください。

  • 大掃除と復元(レスレーション)

大掃除:四半期ごとまたは半年ごとに行うメンテナンス

・自動スクラバー:柔らかいブラシやパッドを使用

・石材用ディープクリーナー:石材に安全な深層洗浄溶液

・目地やエッジ用ツール:汚れや堆積物の除去

・トラックマウント式タイル/目地クリーニングマシン:表面の細かい孔まで洗浄

復元:酷い摩耗や放置気味で手入れ不足の床の場合

・研削:表面を平らにする

・ホーニング:傷やエッチングを取り除く

・研磨:光沢を回復する

・シーリング:最終保護

復元(レストレーション)は石材の寿命を大幅に延ばすことができます。認定技術者によって行われると、表面の寿命に通常10〜15年を追加できることもあります。

  • 予防的メンテナンス:長期的な戦略

世界の最も美しい石材床は事後訂正ではなく予防対策により美しさを保ちます。

重要な要素は次を含みます。

・出入口の屋外用靴ふきマット/玄関マット

・椅子やテーブルの脚底へのフェルト/家具用保護剤

・摩耗パターンを把握するための定期点検

・ハウスキーピングおよびメンテナンスチーム向けの研修プログラム

・使用製品、清掃頻度、マシンを明確に示した標準作業手順書やマニュアル

・認定石材専門家との連携による定期的な点検とメンテナンス

高級施設では、劣化を未然に防ぐために四半期ごとまたは半年ごとの石材メンテナンスをスケジュールすることが一般的です。

  • プロフェッショナルな石材ケアパートナーの価値

石材ケアは専門技術を要する分野です。プロの石材ケア会社は次のような価値を提供します:

・高度なマシン

・鉱物組成に関する知識

・復元(リストレーション)の技術

・安全性とケミカルの専門知識

・湿気の移動や不適切な施工など、根本的な問題の診断能力

 

専門家と提携することで、表面を常に見栄えよく保ち、高級(ラグジュアリー)施設や医療施設の基準に沿った状態を維持できます。

===引用ここまで==

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