B-Future News 2015年6月号
清掃に大切な事柄とは?
業務清掃に必要なこととは何でしょうか?優れた清掃技術が求められますが、それだけでは不十分です。
Sanitary Maintenance 2014年9月号に掲載された記事『体育館の床のために最善の作戦を(The Best Game Plan For Gym Floors)』という記事を抜粋します。内容は体育館の清掃についてですが、体育館だけではなくあらゆる現場で役に立つ内容です。ご一読ください。(注:下記章題はビーフューチャーが付けました。)
===抜粋ここから===
業務清掃に重要な三要素とは?
汚れの予防
体育館の床の保護作業を始める時には、その場所を立ち入り禁止にする。汚れが一番の敵になるからだ。ゆえに適切なマットを敷いて靴の裏の汚れを取り除いたり、湿気を吸収したりすることが大切である。汚れを多く捕える高品質のマットを選ぶことが大切である。また、室内のよく歩く場所では、「私達の体育館を守ろう」という文字が入ったマットに費用をかけることも効果的だ。
地域のイベントを行う体育館では、特に折りたたみ椅子を使う時は、保護用のマットを床に敷く必要があるのかもしれない。
日常清掃を行う
マットを最大限利用したとしても100%汚れとゴミを取り除くことはできない。だから適切にメンテナンス計画を実行することが体育館の床の寿命を伸ばすうえで重要である。その際一番大切なのは毎日ホコリを掃う為のモップ掛け、つまりダストモッピングを行うことだ。
ちりやゴミが床に残っているとサンドペーパーのようにフィニッシュを傷つけてしまうから、モップ掛けは最重要であるのだ。
朝の第一回目と試合の前後にマイクロファイバーでダストモッピングする方法はとても効果的である。
毎日のダストモッピングに加えて、人通りの多さや使用頻度に応じて、1週間に1回~3回自動スクラバーで洗浄すべきである。成功のカギを握るのは、適切に希釈された中性濃度のpHの洗浄溶液と低研磨パッドを使うことだ。
パッドを選ぶ際、研磨力が強すぎるものを使わないように注意すること。
正しい清掃法を熟知する
再度フィニッシュを塗布する工程は簡単な作業ではない。最初にダストモップを使って徹底的にきれいにしてから自動スクラバーを使う。次に大型プロパンスクラバーもしくは小型スクラブマシンを使って表面を軽く研磨すべきである。その後、搭乗式もしくはその他の自動スクラバーで表面をすすぐ。
フィニッシュを塗布する際、コートごとに適切な硬化時間を守ることが大切である。
筋や塗布忘れ、またフィニッシュが水たまりのように溜まっている場所があれば、そこから剥がれる原因となってしまう。正しい道具を正しい方法で使えるようにすることが大切である。
===抜粋ここまで===