B-Future News 2023年5月号

行く春を惜しみつつ新緑に目をうばわれる時節でございます。皆様お変わりなくお健やかにお暮らしとのことと存じます。今月は過ぎ去ったパンデミックから我々が学んだことに関しての選択クイズ式の記事ご紹介します。ご参考になれば幸いです。

(ウェブサイトCleanlink 『What Have We Learned from Pandemic Supply Chain Disruptions?』 を翻訳、引用しました。) 

===引用ここから===

私たちはパンデミックによるサプライチェーンの混乱から何を学んだか?

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックは、米国で正式に終了しました。今、業務用クリーニング、包装、産業、接客やその他関連業界のいわゆるB2B業界(B2Bは、Business to Businessの略で、企業が、他の企業に対して商品やサービスを提供する、企業間取引と言われる形態)の専門家は、パンデミック後のサプライチェーンの混乱と同様に、このパンデミックから何を学んだかを判断する時期に来ています。

このことについて考えるきっかけとして、米国の300以上の販売代理店が加盟する販売組織AFFLINKのマーケティング担当上級副社長であるマイケル・ウィルソン氏は、次のような問いを自分に投げかけることを提案しています。

良い答えは一つではないかもしれませんが、ベストアンサーとしての彼の回答とアドバイスを最後に説明します。

 

①パンデミックからの学びで、最も重要なことは?

A. 回復力の重要性

B. イノベーションの重要性

C. 効率化の必要性

 

②パンデミックの後、サプライチェーンの混乱があったが、今後、同様の事態が起こった場合、どの様に対応するか?

A. 忍耐強くなる。

B. より適応的で機敏になる。

C. サプライチェーンが混乱する前に大きな買い物をする。

 

③パンデミック時およびその後、最もB2B企業に役立ったのはどれだろう?

A. もう手に入らない製品の代替品を顧客に提供すること。

B. 顧客エンゲージメントが高いこと(企業がお客様との直接的で意味のある関係を構築・維持するために行う一連の活動のこと。)

C. サプライチェーンの混乱に備えた計画や準備への過去の投資。

 

④もし、また大きなサプライチェーンの混乱が起きた場合、何が重要だろう?

A. 以前の事業運営に「立ち直る」能力。

B. 新しい事業運営に「進む」能力。

C. 変更を加える前に通常の業務に戻る。

 

ウィルソン氏の模範解答は以下の通りです。

①の回答:パンデミックから学んだ最も重要なことは、レジリエンス(回復力)の必要性です。「A」がベストアンサーです。

②の回答:ベストアンサーは「B」です。今後のサプライチェーンの混乱を乗り切るためには、より適応的で機敏な対応が必要です。

③の回答:顧客エンゲージメントが高いことが最も影響力があることが研究で証明されています。「B」がベストアンサーです。

④の回答: あらゆる危機の中に、そして危機の後に、チャンスがあります。私たちができる最善のことは、「B」の「前向きに立ち上がり、チャンスを探す」ことです。

===引用ここまで===

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